家を建てようと決めてから、1年ほど住宅展示場や説明会に足を運びました。 しかしインターネットで落合さんの作品を拝見し、見学会に参加してからは、いっさい迷いは消えました。「木を多用した明るい家」という私たち家族の希望にぴったりだったのです。 実際に建ててみると、本当に明るく、よく風の通る家となりました。とくに春と秋は季節の移ろいを感じられ、心からリラックスさせてくれます。武蔵野の雑木林で暮らしているような気持ちです。 また落合さんは打ち合わせの際も、家づくりについて美辞麗句やありがちな「家族の物語」等を語ることなく、淡々とかつ合理的に説明してくださり、そのことも私たちに合っていました。 この家で暮らしはじめて半年ほど。変化のある天井高と広い窓、あたたかみを感じる木材と真っ白な漆喰の壁、一年を通して入る陽光など、どれも本当に好きです。 おそらくこの家で一生を過ごすことになりますが、とっても満足しています。 (2018年竣工)
落合さんの細やかな配慮と経験に裏打ちされた素晴らしい設計。常に迅速対応していただいた工務店のNさん、丁寧な仕事の棟梁のSさん。プロフェッショナルの皆さんの仕事を間近に拝見することができ、計画・建築中も楽しみながら時間を過ごすことができました。 完成した家は、玄関に入ると中庭が窓全面に広がり、その中庭を挟んで仕事とプライベートの空間が区切られています。職住一体の我が家には、この仕掛けが家族全員の快適な生活にとって大変効果的でした。 勿論この他にも暮らしの為の工夫は沢山あります。通り抜ける風。互いに気配を感じられる繋がり感。季節の変化を考慮された深い軒。選び抜かれた自然素材。料理が楽しくなるキッチン。使いやすさを考えられた建具とそのデザイン…。例を挙げればキリがありません。ただ、その一つ一つが主張し過ぎず、生活にさりげなく寄り添って住み手の私たちを快適にしてくれています。住み始めて2年目の今、生活の何気ない瞬間に「いい家だね」って、家族で話してます。 (2018.07記)
自然素材の家は落ち着きます。 どこに居ても中庭の木々が視線に入りほっとします。 風の通りも良いせいか蕨に居て蕨じゃない?! 避暑地のように快適です。 「落合さんのおかげだね」と 家族の会話にはこのフレーズがよく登場。 改めて感謝申し上げます。 (2017.06竣工)
アオダモに水やる妻や夏の果 2年前の8月に所属の句会に出して選に入った句です。 まだ細い幹のアオダモは、我が家のシンボルツリーとして植えていただいたものでした。 2年も立つとしっかり根付き、幹も丈夫に育ちました。 家族も新しい家にすっかりなじみました。 妻は「動線が本当によく考えられているわ」と、よく言います。 U設計室(落合先生)や施工した工務店には、大変感謝しております。 30坪に満たない狭小住宅の設計でも本当に頼むことができ、 「コンパクトでも広く感じられるスキップフロアの家」を持つことができました。 夫婦共働きで昔手に入れた中古住宅は傷みが広がっていましたが、 たまたま6m道路に接していたことも幸いしたのではなかろうかと思っています。 2017.07記
『落合先生に設計していただいた家で暮らし始めて、二度目の夏を迎えようとしています。 落合先生の経験に裏打ちされた的確な助言を頂きながら、家族でとことん「暮らしかた」について話し合うことができたことが、この家の礎になっております。 そしてまた、家のあちらこちらで光る落合先生の細やかな配慮や工夫が、心身ともに居心地の良い家を作り上げていることを、日々の暮らしの中で実感しております。例えば、日当たり、風の通り、自然素材ならではの安心感など、数え上げるときりがありません。 これから、この家とともに豊かに歳を重ねてゆけることが楽しみです。 心身ともに居心地の良い家を設計していただき、ありがとうございました。』
「いい家だなぁ」 「いい家ね」 引渡しから3か月、夫婦でしみじみ 満足感を味わっております。 落合さんにお願いして良かった。 落合さんといい、大工さんのSさんといい、今が まさに旬の方々にめぐり合えて、家作りが出来た 幸運に感謝、です。
「この度は本当に美しい空間、住みやすそうな建築を有難うございました。吹き抜けのリビングとダイニングは出来上がってくるまでこんなに美しいんだということがわかりませんでした。部屋の中を歩くだけで楽しいです。いろいろとわがままを聞いていただいたことをお詫びするとともに、心より感謝致します。今後ともよろしくお願いいたします」
「風通しが良く、落ち着く家で、快適な毎日を過ごしております。家を建てるなんて、私達には一生に一度のことなので、色々と考えすぎてしまうこともあったのですが、いざ完成し、住み始めてみたら、ここもあそこもこうなっていて良かった!落合さんにお願いして良かった!と思うことばかりです。落合さんには、色々とわがままを申しましたが、最後まで辛抱強く付き合っていただいて感謝しています。ありがとうございました!」
「四季折々を、木のぬくもりを肌で感じながら暮らしています。今でも毎朝目覚めて階下に降りた時、吹抜けの大きな窓からさした朝日がつくるやわらかい陰影に、うっとりしたのちニンマリしています。落合さんがつくられる木の家は、包容力があって凛としている、と思います。そして古ぼけません。子どもたちも我が家が大好き。外で遊ぶのと同じくらい家で遊ぶのを楽しんでいます。これからもずっと、この家で家族と成長していきたいです」
「元々ここには、祖父の建てた築70年の日本家屋がありました。あれもこれも再利用したい、このプランは?等々、欲張りな施主親子の希望をまとめるために、落合さんは本当に苦労されたのではないでしょうか。欄間や障子、懐かしい建具が、昭和の間にきちんと収まりました(天井の杉板をはずした時、70年間の粉塵で大工さんが真っ白になったのにはびっくりしました)。生まれたばかりの家と、幸せいっぱい「家馬鹿」しています」
(写真はお子さんのお昼寝に最適という1階の「昭和の間」。この部屋は古い家の建具や欄間や天井板等を再利用してつくった部屋です)
「約1年かけてじっくり専門誌や会報を読み比べ、落合さんに決めました。その甲斐あってか、私たちの希望をきめ細かく取り入れとても住み心地がよく使いやすい間取りとなりました。入居してから家具を一つも買わないで済むような行き届いた設計です」